食べ物と健康 タンパク質、鉄、ビタミン
タンパク質と鉄
体の不調によっては、タンパク質や鉄の不足が影響している場合があるといいます。
ウツウツやイライラなど、食事の改善でよくなる場合があるというのでやってみる価値はあるかも。
特に女性は生理が始まった時から鉄が足りていないひとが多いそうです。
血液検査しても貧血とは表示されないのですが、フェリチンという貯蔵されている鉄が少なく、カラダがうまく働いていない。
閉経すると徐々にフェリチン値が上がっていく場合が多いそうです。
鉄はビタミンCと一緒にとると吸収がよくなると言われています。
鉄分の多い牛肉やレバーなどをフレッシュな野菜と食べると効果的。
レバニラ炒めって、健康の味方なのですね。
朝たん
NHKのガッテンで放送されていた『筋肉増強 魔法の言葉 今こそ「朝たん」』の放送では、タンパク質は朝昼夕それぞれの食事で十分に摂ることで内蔵と筋肉は維持されていくと言っていました。
臓器も免疫も筋肉もタンパク質でできています。
おとなの場合、食べる量の目安は1食につきタンパク質20g。
タンパク質20gは肉80gに含まれる量。
タンパク質の多い食べ物は、ガッテンのホームページに詳しく載っています。
腸内細菌とビタミンB群
ビタミンB群によって、食べたものがカラダのエネルギー代謝に活用されることができます。
厚生労働省のe‐ヘルスネット『腸内細菌と健康』では、腸内細菌についてわかりやすく書かれています。
腸内細菌叢が良好だとメリットがいっぱい!
腸内細菌が好ましい状態であるかどうか、便を観察してみましょう、と書かれています。
善玉菌がたくさん酸を作っていると、色は黄色から黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、形状は柔らかいバナナ状が理想です。
逆に黒っぽい色で悪臭がある便は、腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。
腸内細菌によってビタミンB群が作られますので、好ましい状態にしたいものです。
もちろん、ビタミンB群が豊富な食べ物、例えば肉やレバーなどを美味しくいただきましょう。
日光浴でビタミンD
天気の良い日には外に出て散歩するのもいいですね。
皮膚に日光が当たることで体内でビタミンDがつくられます。
北海道から沖縄まで、四季によって日光の強さはさまざまです。
強い日光に長時間当たるのは控えたほうがいいのでしょうが、場所によって冬には不足しがちになるそうです。
ビタミンDは骨を作るのに必要なだけでなく、筋肉にも免疫にも必要です。
食べ物では、鮭やイワシや干しシイタケなどに多く含まれています。
生活は毎日続くもの。できる範囲で大丈夫。
食べ物の知識と知恵も、カラダをまもるアイテムになりますね。